顎間ゴム(エラスティック)の効果と使い方
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こんにちは、戸越銀座KT矯正歯科です。
本日は 矯正治療の補助装置である顎間ゴム(エラスティック)についてご説明します。
顎間ゴムとは、上下の歯の装置に引っかけて使う直径約5~8mm(様々な種類と大きさがあります)の小さな輪ゴムのことを言います。ワイヤー矯正でも、マウスピース矯正でも使う可能性があり、患者さんご自身に脱着を行っていただくため、少し面倒ですが、とても重要なものになりますので必要な患者さんには使用のご協力をお願いしています。
顎間ゴムのはたらきには、
- ・歯を移動させる
- ・正中(歯の真ん中)合わせる
- ・倒れている歯を起こす
- ・歯の固定源を強化する
- ・歯の高さを調整する
- ・顎の位置の誘導する
といった様々な効果があり、ワイヤーやマウスピースだけでは足りない力を補助して、矯正治療を成功へと導く手助けをしてくれます。
このように、非常に有効なはたらきをしてくれる顎間ゴムですが、ゴムのかけ方を間違えると、力のかかる方向や強さが変わってしまうため、誤った歯の動きをしてしまうので注意が必要です。もしも、ゴムのかける位置に不安がある方は、かかりつけの矯正医院にご連絡ください。
正しく顎間ゴムをお使いいただき、ぜひ美しい歯並びと緊密な咬み合わせを手に入れてください。